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2008年11月3日、さかいっ子環境フェスティバルの概要

と き:平成20年11月3日(月・祝)

ところ:ビッグ・アイホール、泉ヶ丘駅前広場、その周辺

 

(1)環境フェスティバル

「さかいっ子環境フェスティバル2008」は、小中学生等を対象とした環境啓発イベントとして、「さかいっ子環境フェスティバル実行委員会」の主催により、開催されました。

同フェスティバルでは、環境フォーラム、企業による環境教育教室、わくわくエコ体験ゾーン、リサイクルマーケット等が行われ、エコ・サイエンス研究所は、「わくわくエコ体験ゾーン」において大阪府立大学のブースに出展しました。

同ブースでは、エコ・サイエンス研究所、資源循環工学研究所の紹介を行うとともに、サツマイモによる屋上緑化により収穫されたサツマイモやパネル(キャンパス・ビオトープ、亜臨界水による廃棄物処理)、メタンガスバイク、水中生物の実験、昆虫類等を展示しました。また、大阪府環境農林水産部、(財)大阪府みどり公社、(財)大阪湾広域臨海環境整備センターと連携し、子どもちに環境輪投げゲームを提供しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上から:石井実・実行委員長の開会挨拶、展示物(サツマイモ)、展示物(昆虫標本)、展示物(メタンバイク)、環境輪投げゲーム

 

(2)環境メッセージ

環境メッセージは、「さかいっ子環境フェスティバル2008」に参加した子どもたち(小・中学生)から、堺の環境、地球環境等に関するメッセージを募集し、優秀作品を表彰するイベントとして企画されました。募集期間は、平成20年11月3日~平成21年1月31日であり、応募数は、小学生63件、中学生6件でした。

この環境メッセージについては、大塚耕司・エコ・サイエンス研究所長(工学研究科教授)が審査委員長を務め、北田博昭・総合調整室参与も審査員に加わり、小学生の部では、最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作4点、中学生の部では優秀賞1点の作品を選定しました。

表彰式は、平成21年3月25日(火)に、堺市教育文化センター「堺ソフィア」において行われ、表彰者に、賞状、副賞が授与されました。また、最優秀賞と優秀賞は、応募者本人が自分の環境メッセージを読み上げ、大塚所長が審査委員長として、講評を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は、小学校の部で最優秀賞に輝いた作品です。

自転車王国 堺                        家原寺小学校四年 小西 雅治

ぼくは、自転車が好きです。これに乗って、どこへでも出かけられます。風をきってビュンビュン走るのは、気持ちがいいです。堺市内を走っていて気がつくのは、自転車が走りやすい道と、そうでない道があることです。省エネがさけばれている中で、自転車が安全に走ることができる道は必要だと思います。雨の降っている日や、運ぶ荷物の多い時は、自転車は大変です。でも、自転車は自動車とちがって、ねん料がいりません。自分の足だけがたよりです。はい気ガスも出ません。自動車の通行量が減ると、空気がきれいになり、自転車は気持ちよく走ることができます。

 堺に鉄ぽうが伝来したことが自転車産業発展のきっかけになったことを、社会の授業で習いました。サイクリングロードに街路樹を植えて、空気のきれいな、省エネ環境の堺市を、世界にアピールしてみたいです。